国民栄誉賞が将棋界と囲碁界の偉大なお二人に贈られることがニュースになりました。おめでとうございます。この二人に贈ると決めた人も凄い偉い人だと思います。ちなみに、私も将棋大好き、ハチワンダイバーを愛読し、将棋ウオーズでの棋力は2級のへっぽこ将棋愛好家です。囲碁は石で相手を囲む程度のど素人。藤井聡太君なんか、中学生で大人をぶっ倒すんですから凄いことです。
将棋は父親から教えてもらいました。小学生の頃です。今思えば父親から教わった習い事の一つですね。ありがとうオヤジ!感謝です!
さて、ここからは「プロ棋士」についての私の考え。将棋界のレジェンド米長邦雄先生(今は「ひふみん」方がブレイク中ですが)の「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」という言葉は有名ですね。
東大に行く人やさらに努力しプロ棋士になる人も、どっちも私らの想像もつかないほどの天才=すごい才能の持ち主だと思います。その天才が更に努力しているからホント無敵です。
そんなプロ棋士の方と県内のアマ名人の方、将棋有段者の方々と年1回ですが、対局する機会があります。対局が終わった後、きれいに初手から再現してくれ、「ここはこうした方がいい」と教えてもらった時の衝撃は凄まじいものでした。「うわあー、テレビで見るのと同じだあ!」と感動しました。その後の2次会がおもしろい!お酒が入り、私がしょうもない質問をしてもきちんと答えがかえってきます。その中で、アマ名人のAさんと子供の勉強方法の話になった時です。
私「Aさんも天才ですよね。お子さんも進学校(偏差値70以上の県内の私立)に行くんですか?」
Aさん「どこに行くんでしょうかね?好き勝手してますよ、アハハ!」
私の心の中「・・俺なんか勉強せよせよって娘に言ってるけど、頭のエライ人はそんなこと言わんのやな。言わなくても子供はえらいんやろなあ・・」
私「Aさん、将棋教えているでしょう。灘とか開成とかのお子さんは凄いんですか?」 (うわあゲスな質問)
Aさん「あの子らはちょと違いますよ。頭の構造から違いますね!」
私「マジですか!」
Aさん『うちの生徒(この子も県内の有名進学校の生徒)が必死で参考書を見ながら勉強していて、隣でマージャンをしているその子(灘や開成に通う生徒さん)が、「ちょっとその参考書を見せて」と一読するでしょ。しばらくすると、もう覚えたって。」
私「マジですか!どんな参考書なんですか?」
Aさん「詳しいことはわかりませんが、ラテン語で書かれた人骨の名称?かなんかで・・・」
いやいや凄い話です。こんな話を聞けるだけでもおもしろい!将棋していてよかったあ!と思いました。凡人の私からは、Aさんはすごい天才だと思いますが、さらにその上にはとてつもない才能を持った天才の生徒さんがいて、さらにその上に東大等超難関大学に行く天才がいて、またその上にはプロ棋士になるような天才がいて・・・と続いていきます。勉強に限らず、政治・経済・IT・スポーツ・音楽等あらゆる分野に天才はいて、日本はすごい!と思ったしだいです。はい。
結論:世の中、上には上がいる!ちょっと優勝できたからって満足するな!貪欲にさらに上を目指せ!と5年生の長男に教えています。
みなさんの周りにも天才=すごい才能の持ち主の方はいますか?おもしろい話があったら聞かせてくださいね~。
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