子供のスポーツ 睡眠が最も重要なトレーニング?

こんにちは。こんばんは。今日もお疲れ様です。

今年度もコロナでほとんどの小中学生のスポーツ大会は中止になりました。練習もなかなか思うように出来ませんでした。こんな時だからこそ、今までとは違う角度から、子供が強くなるためには、どのようなトレーニングが必要か考えてみたいと思います。

食事と睡眠の大切さ

数年前、オリンピック柔道日本代表の栄養管理をされていた先生の講習会に参加しました。その内容は、小中学生(ジュニアアスリート)が1日に摂取しなければならないカロリー量はもちろん、きちんと良質な睡眠を取らないと、疲れが抜けず、ホルモンの分泌にも影響を及ぼし、怪我しやすくなったり、体の成長に悪影響を及ぼす恐れがあるというものでした。きちんと寝ること=「良質な睡眠」の研究が盛んに行われており、何時間寝たらどれだけ体力が回復するか?といった論文がどんどん発表されているというものでした。

先日もテレビで、日本のオリンピック選手が「9時間はぐっすり寝てます」と答えていました。トップアスリートは睡眠時間の確保に気を使っているそうです。

どうやら、トップの選手たちは、たくさん食べて、ぐっすり寝ているみたい。逆に言うと、そうしない人はトップにはなれないのかもしれません。私が思うに、やっぱり体を大きく、強くしないと試合で勝てません。肩や肘、膝や足首にテーピングやサポーターをつけている小中学生の選手、怪我が治らずサポーターがなかなか外せない選手も数多くいます。

そこで、コロナが落ち着くまでは、子供の体を休め、大きくする!という目標を設定し、そのために、睡眠を最重要のトレーニングの一つとして頑張る!と提案したいと思います。

発想を逆転!睡眠こそ重要なトレーニング

睡眠をトレーニングにするという考え方は、大会で優勝することとは真逆の方向にあるため、抵抗を感じることでしょう。ピラミッドの頂点に君臨する大会優勝!という目標をあえて逆転させ、睡眠こそが一番!となります。コロナで大会が中止になっている今だからこそ、やってみる価値あり!何とかチャレンジできるのではないでしょうか。

チャレンジ①
良質な睡眠のため、1日8時間の睡眠時間を確保する

小中学生を持つ家庭で、これを実践することは難しい問題です。(コロナで部活がなくなっている場合はできそうです。)部活を夜遅くまでしている場合、22時に布団に入ることは至難の業です。部活がない日は帰宅が早くなるので、何とか可能かもしれませんが、塾やクラブで習い事がある場合は、当然帰宅が21~22時になるため、それから夕食・入浴・宿題となるとゆうに23時は超えていきます。下手すると24時も変えてしまいます。それからゲームをする子供もいるらしいです。しかしながら、この考え方を絶対とするため、あえて無理にでも睡眠時間を確保しなければなりません。

チャレンジ② 睡眠時間=勤務時間と同じくらい重要と考える      睡眠時間=睡務時間(すいむじかん)です!!

1日8時間の睡眠×7日間=56時間/週

(毎晩22時に睡眠できる子供はOKです。)

就寝が、23時になる場合・・・午前6時に起床するとして、1日7時間しか睡眠確保できません。

毎回繰り返しても、7時間×7日間=49時間・・・7時間足りません。7時間をどう補うか。

我が家では、以前から月~金のうち、2日間は完全オフの日を設けていました。毎週水曜はノー残業日のため、親も子も早く帰宅できます。あと1日オフ日を設定します。オフ日は22時に寝かせ8時間を確保します。

普通日 7時間×4日間=28時間
完全オフ日 8時間×2日間=16時間 
計44時間
あと12時間は、休日は昼まで寝てもらいます。
それと、昼寝の推奨です。

休日 10時間+昼寝2時間=12時間  
合計 56時間

これで56時間の睡務時間を確保できました!

チャレンジ②休日は昼寝させる!ダラダらしないとか、いつまで寝てるのかと怒らない。

子供の成長のため、昼寝してても怒ってはいけません。逆に昼寝を推奨しましょう。これも体を休め、リカバリーしているんだと強く思いましょう。繰り返しますが、怒ってはいけません。これもトレーニングの一つです。重要なトレーニングです。自分に言い聞かせましょう。

その他

子供がスポーツに打ち込む姿は、感動します!

親にとって、子供がスポーツに夢中になることは、とてもうれしいことです。子供の未来のため、怪我無く、長く長くスポーツができるよう親も頑張りましょう。(睡眠時間の確保のためには、食事・入浴・宿題・明日の準備等の親のサポートが必要になります。)

コロナの終息を願って、来年度から大会が開かれることを願っています。

ありがとうございました。

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